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将来債権
(しょうらいさいけん)
将来債権とは、現在はないが将来発生が見込まれる債権の事をいい、将来の債権譲渡を可能とすることで、資産とみなすことができます。
実務的には、将来債権譲渡契約や将来債権譲渡担保契約などで使われる概念となっています。将来の債権はあくまで可能性なので発生しないこともありますが、発生しない場合も想定した契約内容にしていれば、契約の有効性に問題ないとされます。
将来債権譲渡担保契約に関しては、債権者が債務者に対して有する債権等を被担保債権として、債務者が第三債務者に対して将来有するであろう将来債権を一括して譲渡担保に取るという契約になります。