元金均等返済は、毎月の元金の額が一定となっており、元金に利息を加えた金額が月々の支払金額となります。残高によって利息の金額は変化していきますので、月々の支払いも変化します。定額部分は元金充当分ですから、確実に借入残高が減っていくというメリットがあります。
返済当初が最も返済額が多く、返済が進むと返済額も徐々に少なくなっていきますが、当初の返済負担が重く、借入時に必要な収入も高くなります。
元利均等返済よりも借入当初の返済額が多く負担が大きくなりますが、元利均等返済に比べて元金の減少が早いため、同じ借入期間の場合、元利均等返済よりも総返済額は少なくなるのが大きな特徴です。当初の返済額が多くても、元金を早く減らしたい方には、元金均等返済をお勧めしております。
元金を返済回数で割った金額に毎回の発生利息を加えた額が毎月の返済額になります。
上記の場合、元金350,000円に利息の8,219円を加えた金額358,219円が1回目の返済額となります。借入残額は1,000,000円-350,000=650,000円となります。
2回目の支払いは、残額650,000円に対して利息が計算されます。